
私は今年だけでも2回ほど海外に赴き(ほかの旅行も兼ねてますが)、現地クライアントと打ち合わせを行っています。
昨今短期間で何度も入国するといわゆる「ビザラン」(特にタイ)を疑われかねないという話を以前から聞いていて、万が一私もそうなったら嫌だなぁとは思っていました。
で、その関係でなんとなくYouTubeを見ていたらAPEC域内をスムーズに移動できるとかいうとんでもカード(?)の「APECビジネストラベルカード」(通称:ABTC)たるものがあるのを知りました。
APECに加盟している国は以下の通りです。
オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、米国、ベトナム
このABTCのメリット、特長は以下の通りです。
- APEC参加経済圏でのビザ不要 or 簡素化:渡航前のビザ申請を省略できる国が多い(例:AUS、IDNなど)
- 入国審査の専用レーン利用が可能:一部空港では外交官・乗務員レーンを使用でき、入国がスピーディー
- 有効期間中は繰り返し渡航が可能:短期商用目的なら何度でも入国可(滞在可能日数は国ごとに異なる)
- ビジネス渡航者としての信用度が上がる:信頼ある身元保証と見なされ、入国審査でも説明が簡潔で済む可能性が大
特に目に見えて大きなメリットが専用レーン、それもビジネスレーンよりも空いている可能性の高い外交官・乗務員レーンが使える空港がある点が大きいです。
また、インドネシアみたいなアライバルビザが有料でなおかつ申請も面倒な国でも、ABTCがあれば無料かつ申請なしでそのまま行くだけで入国可能というまさにとんでもカードなのです。
それで、「これもしかして私でも申請できるんじゃね?」と思って個人事業主ではありますが、各種書類を揃えて申請したところ…
なんと3開庁日で交付されました(明示されている期間は15~20開庁日)


土日を挟んでいるので日数自体はかかっていますが、開庁日でいえば3日です。
めちゃくちゃ早くてびっくりしました…。
ただ、ABTCはまず外務省の審査通って交付された後、各国の審査に通過せねばならず、それも数週間~数ヶ月かかるそう…。
その審査状況はABTCのデジタルカードを表示するアプリで見れまして、まずJPNは当然としてどうもオーストラリアもすぐ承認される?ようなんですね(アプリを提供しているのがAUSだから?)
でもそのほかの国家は言われてる通りしばらく時間かかるんだろうなぁと思っていたら、
となんと2日ですでに合計6ヵ国(日本除く)から承認いただけました。
全然ネットにある情報と違いすぎる…。そもそもABTCの話はあまりネット上にないですが。
でもどちらも嬉しい誤算なのでヨシ!です。
ABTCを保有する個人事業主は少ない?
正確なデータはないので確証はないですが、ABTCは多くが法人に所属する社員や経営層が申請するようで、個人事業主で申請する人数は少ないみたいです。
でも今回で思いましたが、きちんと実績さえあれば何の問題もなく個人事業主でも交付されます。追加の質問とかも全くありませんでしたし。
どのように申請したのか?必要な書類は?などについては別にnoteのほうで解説しようと思っていまして、現在制作中です(有料の予定です)
完成次第ここにもリンクを貼る予定です。
有料になりますがもし興味のある方はご覧いただければ幸いです。
これで海外渡航はかなり充実
しかしABTCも加わったことで、私のポートフォリオは非常に充実してきたのがとてもうれしいですね。
・ABTC
・アメプラ(FHR、ホテルコレクション)
正直この3つがあれば移動、宿泊においてほとんど苦労しなくてむしろ快適に過ごせますね。
これはもうバシバシ海外行くしかねぇ…(?)
次の渡航が楽しみです。
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