
先日、以下のポストが炎上してて私も拝見しました。
AMEXのセンチュリオンカード(通称ブラックカード)について話します
— 坂井 秀人 (@hideto_sa) 2025年11月12日
僕たちは人のステータスを見るとき、いろんな角度から判断します⁰以前とあるお店で仲の良い店員さんにこう言われました⁰「坂井さんに挨拶したいって人がいて…」⁰丁重にお断りすると… pic.twitter.com/FMhOH1AVtX
内容のなかの挨拶とかそのあたりは真偽不明なので私もノーコメントですが、このポストに対してざっと見た感じ以下のようなリプ・引用RTがありました。(要約)
・センチュリオン自体にそんな価値は無い
・カードで信用とか品格を語るのはダサい
・本物の金持ちはブラックカードなど作らない
・自慢したいだけか
・カードケースがダメ
など
一方で、ほかのポストも含めるとポスト主の意見に賛同するリプも一部見受けられたので、賛否両論といった形ではあるかなとは思いました。
このポスト後、有名人の井川氏が批判的なポストを行ったところ、以下のようなポストで反論されていました。
僕は実家も親戚も貧乏で子どもの頃から辛いことや怖いことをたくさん経験してきました
— 坂井 秀人 (@hideto_sa) 2025年11月13日
だから稼いで家族がお金がないことで理不尽を強いられることがないようにしようと決意しました
お金がある家庭に生まれ育った人は羨ましいです
おまえなんかにおれの気持ちが分かるかよ
バカにしてんじゃねえよ https://t.co/diIc6TtkBK
代々お金持ちの人って経済的に厳しい家庭を侮辱するんですね
— 坂井 秀人 (@hideto_sa) 2025年11月13日
たかがお金持ち家庭に生まれただけで人を見下さない方がいいですよ
僕はむしろ、代々お金持ちの方々には自分にない経験や環境があって尊敬しています⁰でもあなたのように生まれた家だけで他人を下に見る人は、さすがに違うと思います https://t.co/W0IFLTl7x5
自らを天上人とし、他を下民とポストしたり面識もない私に「貧乏人」や「甘えん坊・自己憐憫のクソクズ」と侮辱するような発言をされていたので…⁰私の勘違いだったら失礼しました
— 坂井 秀人 (@hideto_sa) 2025年11月13日
僕はその大事な受け継いだお金をギャンブルに溶かすこともできないので羨ましいです https://t.co/87pfOH9BIy
あなたの手で0から稼いでから言ってもらえますか?
— 坂井 秀人 (@hideto_sa) 2025年11月13日
普通の人は月々の支払いに追われながら、⁰そこから抜け出すために必死にもがいてるんだよ https://t.co/u9LXQmegaj
端的にいえば、「元々金持ち」VS「成り上がり」の構図となってしまった模様です。
そして、最終的にはこのやりとりも含めた多方面からの意見を踏まえて以下のようなポストをされています(2025年11月15日現在)
批判してくださった方へ
— 坂井 秀人 (@hideto_sa) 2025年11月15日
本投稿はビジネスの現場で相手の信用力を測る1つの指標として自分が経験したことを話したものでした… https://t.co/LbgKVuS3Nr pic.twitter.com/p3tYfd059C
私の意見
私はもちろんセンチュリオンなど持てそうにない地を這う小虫であり、せいぜいアメプラ・ANAアメックスSFCゴールド・ビジネスグリーンを維持できる程度ではあります。
一方で、私の背景としてはポスト主の坂井氏と同様に貧乏育ちの恥ずかしい生まれ(恥ずかしい生まれというのは私自身に対しての表現であり坂井さんがそうというわけではありません)で、ポジション的には坂井氏と同じ側に立つ人間ではあります。
そのなかで今回の件を外野から見て思う・学んだことは、「いきなりセンチュリオンを出してしまうのはよくないのだろう」というものです。
ポスト主としてはセンチュリオンを持つまでのヒストリー・ストーリーが当然あって、それがあるから一ポストとしてセンチュリオンの画像を載せながら語られたと思うのですが、それを見る第三者のなかには坂井氏のことを全く知らず、いきなりこのポストだけを見た人も多分に含まれているかと想定されます。
そうなると、センチュリオンは招待云々もそうですが年会費・入会金も高額であるため、その時点で妬み・嫉み・疑念などを喚起しやすいのが仇となり今回の炎上につながったのではないかと…。
もしセンチュリオン取得までのストーリーを全員把握していれば、もちろん内容次第ですがここまで燃えずにむしろ「そのとおりですね」などの好意的なリプが多かったかもな、とは思いました。
要は坂井氏が語った内容が事実であっても、ポストだけだと「センチュリオン持ってるなんて成金!いんちき!反〇でも持てるとか聞いたことあるし全然すごくない!」など本質とはズレた批判を元々持っているユーザーには届かないため、今回の炎上が起きたのかなと思った次第です。
「恥ずかしい生まれ」とステータスの関係
ここからは私も関係する話ではあります。
坂井氏はおそらくセンチュリオンを自身を語るためのステータスの一種としても運用されているんだろうなぁとポストやプロフィールを見て思いました。
この点についても批判するようなリプや引用RTを何点か見かけました。
それで、私は自分のことに置き換えて考えると、生まれで何も語れない(むしろ生まれを明らかにすると不利)な人間にとっては、センチュリオンのような「生まれてから取得可能な誰でも取得できるわけではない要素」を確かに確保したいなぁと思う気持ちはよくわかります。
ただし、私の場合は確保までの熱意はあるのですが、確保してからそれをやたらめったら標榜したい願望はかなり薄いです。
結局このブログも意味合いとしては自慢したいのではなく、ANAとアメックスを利用して良いところ・悪いところを一ユーザー目線で伝えて利用する人が増えればいいなぁと思うのと、旅ブログを残しておきたいという目的が主です。
アメプラについても、全然自慢できるものとは思っておらず(誰でも申し込めるし)、特典内容に魅力を感じたから保有しているのが主な理由で、SFCだってある程度ANA搭乗すれば取得でき、持っている人も多いから何にもすごいとは感じていません。
また、個人事業主でABTC取得は確かに誰でもできることではないですが、ABTCは仕事上便利だからという意味合いが強く、実際実生活では知名度の低さもあってほとんど他人に話したことはありません。
これらのステータス(ステータスと言っていいのかも怪しいですが)で第三者から承認を得たいというわけではなく、単なる自己満の世界ですね…。
ただ、すごいと思っていないとは言いましたが、一方で自分の恥ずかしい生まれを振り返ると一族のように生きていたらアメプラもSFCもABTCも100000%取得できないものではあるんです。
「あの恥ずかしい生まれから脱却できてきている!」という証跡として後付けのステータスが一つでも欲しいという意味は確かに自分のなかにあります。
センチュリオンも今の私では土台無理なのですが、それでも先の目標としていつかは…とは少しは思っています。
でもこれは、先述したように自身の恥ずかしい生まれを少しでも払拭したい願望を埋めるため、という意味が強くて、持ってたら別に第三者に見せなくてもそれだけで満足なのです。
この点が坂井氏とは私は異なる点かなとポストを見る限りは思った次第です。
まとめ
少し話が脱線した感じもありますが、まとめると「センチュリオンは決して恥ずかしくないが、見せ方を間違えると批判されがち」なカードという認識を今回得た次第です。
カードは第三者に対して活用するとは考えずに、自分に対してどのようなメリットがあるかをメインに据えて考えたほうがいいかなと私は思いました。
還元率や各種特典をどれだけ活用できるかが一番大切です。
その結果、楽天カードやJCB Wではなくアメプラ・センチュリオン・ダイナースロイヤルプレミアムなどが良いと思うならそれを保有すれば良いだけの話ですよね。
私は今後もカードやステータスで自分を語らずに発信できればと思いました。
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